合格体験記
 【2001年 東京大学 文科T類合格 (東大寺学園高校出身)


 氷見塾に入ったのは、ひょんなことがきっかけだった。高2の春に各教科の塾を決める際、それまで通っていた予備校の英語の希望講座が、どうしても行きたかった数学の塾と曜日がぶつかってしまい通えなくなってしまった。そこで、以前案内を戴いてそれを大事にとっておいてあった氷見塾への入塾を検討することになったわけである。(逆にあれほどこだわった数学の塾は期待はずれで、すぐやめてしまったが。)

 しかし、この氷見塾が思いがけず、僕の受験の行方を大きく変えることになった。入塾当初は「えらい所に来てしまった」、というのが率直な感想だった。テキストの英文は難しくてよく分からない、毎回テストがある、自分よりはるかにできる人が何人もいる。そして、何より授業は少人数で、授業中何度もあてられる。あてられてもみんながいる前で答えられないと恥ずかしいので、全範囲きちんと予習していかなければならなかった。

 これは英語が苦手だった僕にとって大きな負担であり、始めの5カ月程は勉強時間のほとんどを英語に費やした。しかし、この苦しみの成果か秋には徐々に予習にかかる時間も減り、成績も上がっていった。そして、冬も近づく頃、夏にはお呼びがかからなかった選抜クラスにも呼んで頂き、とても嬉しかった。最終的には、以前から自信があった数学とあわせ、英数両方で自信を持てたことが大きかったと思う。

 氷見塾の特徴として、頻繁に当てられるということがある。なので予習は必須だ。やはり予備校では授業を聞くだけなので、予習はいい加減になる。事実そうなっていた僕にとって、氷見塾のこのシステムは辛かったが、素晴らしいものだった。もう一つの特徴は、読む英文の知的レベルが非常に高いことが挙げられる。これは構文や単語が難しいだけではなく、文章全体の内容もレベルが高いということである。だから英文を読みながら論理展開を頭の中できちんと考えていかないと訳が分からなくなってしまう。この自分の頭で考えるというという作業は英語に限らず勉強全般に絶対必要である。その点で、氷見塾の英文レベルの高さは英語以外の教科にも、良い影響を及ぼしているのではなかろうか。

 僕は昨年、長年の夢である弁護士への第一歩として、法学部に入ることができた。今度は司法試験という東大入試より何十倍も高い壁が立ちはだかっていて、僕はまだ新しい勉強を始めたばかりである。だが、まわりに同じ目標を持つ人がいっぱいいて、夢の実現に向かって頑張るには素晴らしい環境だ。もし、氷見塾で勉強していなかったら、東大に入れなかったと思う。


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